マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
かぼちゃのポタージュの作り方
かぼちゃの自然な甘味がおいしいポタージュです。
簡単に作れて、朝・昼・夜どの場面でも大活躍のメニューですから、ぜひ挑戦してください。
材料(4人分)
かぼちゃ…皮と種付きで約400g(正味250~260g)、
玉ねぎ…1/2個(100g)、バター…10g、
水…1カップ、
固形コンソメ…1個(又は顆粒コンソメ小さじ2)、
ローリエ…1枚、牛乳…1と1/2カップ、
生クリーム…1/4カップ、塩…小さじ1/4、
こしょう…少々、パセリ…少々
作り方
1. かぼちゃは種とわたを取って洗う。全体を水でぬらして耐熱皿にのせ、ラップをかけ、500Wの電子レンジで約2分加熱する。
  種とわたはスプーンですくうようにして取ってください。かぼちゃは水分が少ないため、水を補ってから電子レンジにかけないと加熱に時間がかかったり、全体にうまく火が通りません。蒸気でラップがやぶれないようにふんわりとラップをかけ、蒸気が逃げないように耐熱皿の縁にラップをぴったりつけて電子レンジで加熱してください。後で煮るので、包丁が入るくらいの柔らかさになればよいです。
2. 1のかぼちゃを2cmくらいの幅に切り、さらに長さを半分に切り、皮をむく。
3. 玉ねぎは薄切りにする。
4. 鍋にバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら玉ねぎを加え、焦がさないように炒める。
5. 玉ねぎがしんなりしたら、かぼちゃ、水、ローリエを入れ、沸騰してきたら弱火にし、コンソメを加える。ふたをして約15分煮る。
  固形コンソメを使う場合は、あらかじめ包丁で刻んでおくと溶けやすいです。
6. パセリは洗ってみじん切りにし、水にさらす。キッチンペーパーでこし、水けを絞っておく。
  水にさらすと青臭みがとれ、スープに散らした時にパセリの汁けがにじむのを防ぎます。
7. かぼちゃが柔らかくなったら火を止め、ローリエを取り出し、牛乳を加える。
温度が少し下がったらミキサーに移し、なめらかになるまでかける。
  ミキサーがない場合は、牛乳を加える前にお玉やスプーンでかぼちゃをしっかりつぶし、万能こし器で裏ごししてください。
8. 再び鍋に戻し、生クリームを加え、塩、こしょうで味をととのえる。ひと煮立ちしたら火を止め、器に盛り、パセリのみじん切りを散らす。
  生クリームを入れた後は、あまり煮立たせないようにしてください。
☆ポタージュについて
日本で「ポタージュ」というと、とろみのあるスープをさすことが多いですが、
本来フランスでは「ポタージュ」は大きく2つの種類に分けられます。
 ポタージュ・クレール…魚介、肉類でだしをとった澄んだスープ。コンソメスープなど。
 ポタージュ・リエ…野菜、魚介、肉類をベースにした、とろみのあるスープ。
単に「スープ」と呼ばれるものは、野菜などがそのまま入ったもので、家庭的な料理とされています。
☆ローリエについて
ローレル、月桂樹、ベイリーフとも呼ばれます。
月桂樹の葉を乾燥させたもので、肉類や魚介類の臭みを和らげ、爽やかで上品な香りを添えてくれます。フランス料理に欠かせないスパイスで、ブーケガルニ(ハーブを小さく束ね、シチューなどの煮込み料理に匂い消しと香りをつける目的で用いられるもの)には必ず使われます。

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