マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
スパゲッティ・ペスカトーレの作り方
「ペスカトーレ」は漁師という意味で、漁師が売れ残りの魚介類をまとめてトマトソースで煮込んだ料理がはじまりといわれています。簡単に作れる、シンプルなトマトソースで魚介のおいしさを味わうメニューです。
材料(4人分)
スパゲッティ…320g、あさり…250g、
いか…100g、たこ…100g、むきえび…16尾、
帆立貝柱…8個、にんにく…3~4かけ、
トマト水煮缶詰…1缶(400g)、
オリーブオイル…大さじ4、白ワイン…1カップ、
赤唐辛子…2本、塩…少々、こしょう…少々、
イタリアンパセリ…適宜
調理時間の目安:約20分

写真は2人分です
下準備
※あさりは塩水に3~8時間つけ、砂出しをする。
※赤唐辛子はぬるま湯につけ、30分くらいおく。
作り方
1. あさりは殻同士をこすり合わせるようにしてよく洗う。
  いかは5mm間隔に格子状の切り込みを入れ、3cmの長さに揃えてから5mmくらいの幅に切る。
  たこは5mmくらいの厚さのそぎ切りにする。
  帆立貝柱はたて4等分に切る。
  帆立貝柱はたてに切って繊維の長さを保つと、食感がよいです。
  むきえびは背わたが残っていたら除く。
  えびの背わたは生臭みの原因になり、口当たりもよくありませんので、除きましょう。
2. にんにくはみじん切りにする。
赤唐辛子はヘタの部分を切り落とし、種を出して小口切りにする。
  赤唐辛子の種はとても辛いので、除くとよいです。
3. ホールトマトはボウルに入れ、フォークでつぶし、ヘタの固い部分を除く。
  あらかじめカットされたトマトの水煮缶詰を使うと、ひと手間省けます。
4. フライパンにオリーブオイル、にんにくのみじん切り、赤唐辛子を入れ、弱火にかける。
  にんにくは焦げやすいので、火にかける前にフライパンに入れてください。低温でじっくり炒めると香りがしっかり出ます。また、低温で加熱するとオリーブオイルの風味を生かせます。
5. にんにくの香りが立ってきたらあさり、
白ワインを入れてあさりの口が開くまで
約1分30秒蒸し煮にする。
  あさりは口が開いたら食べられます。
長く加熱するとあさりの身が固く小さくなり、
旨味が逃げてしまいます。
6. 一度火を止め、あさりを取り出す。
7. 再び強火にかけ、トマトを加え、水分を飛ばしながら半分くらいにまで煮詰める。
  2人分の分量で約5分くらいかかります。
8. 塩を加えた湯にスパゲッティを入れ、表示の時間より1分短くゆでる。
  たっぷりのお湯に、お湯の1%の塩を加えます。3リットルのお湯でしたら、大さじ2の塩が必要です。ゆで湯に加える塩は、スパゲッティに下味をつけ、麺の表面を引き締める効果があります。スパゲッティのパッケージに表示されているゆで時間は、加熱時間の合計です。今回はゆでた後、フライパンで温めながらソースと和えるので、表示時間より1分短くゆでます。
9. 7に帆立貝柱、いか、えび、たこを加えてさっと炒める。
  ほたて、いか、たこは加熱しすぎると固くなってしまうので、手早く短時間で炒めましょう。
10. あさりを戻し、ゆで上がったスパゲッティの湯をよくきって加え、全体をよく混ぜる。塩、こしょうで味をととのえる。
  4人分作る場合、スパゲッティとソースを和えるのは2人分ずつに分けると作業しやすく、全体をうまく混ぜることができます。
11. 器に盛り、イタリアンパセリを飾る。
☆イタリアンパセリについて
「パースレー」とも呼ばれ、葉の縮れた「パセリ」と同じくセリ科の仲間です。パセリに比べて葉は薄く、香りも穏やかです。サラダ、カルパッチョ、魚介のグリル、ムニエルに添えたり、スープの浮き実として使われることが多いです。

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